人事担当者向けオススメ本

第108回 科学的手法で絶対に成功する採用面接

採用成功に絶対はありませんが、絶対に成功すると言い切っているタイトルに惹かれ購入しました。本書の内容だけで、絶対に成功すると言い切るのは誇大だと感じましたが、確率を高めることはできそうです。

ここでいう科学的手法は、コンピテンシー面接のことを指します。コンピテンシーとは成果に繋がる行動特性のことです。面接現場には、様々なバイアスが存在します。そこから脱却するために、応募者の行動のみに着目して評価する面接方法がコンピテンシー面接です。熱意や感情ではなく、行動だけに焦点を当てて、どんな状況でどんな行動をとる人材なのかを確認し、その行動特性が自社で成果を出せる行動なのかを評価します。

まず自社のハイパフォーマーの行動特性を洗い出します。そして面接では、学生時代一番頑張った取り組みを確認し、それを特定の日、特定の人とのやり取りなど、限られた場面に設定します。そこでとった行動を細かく確認していきます。それが自社の業務でも成果が出せる行動特性かどうかを評価をするといった流れです。

売手市場が続き、妥協採用をしがちですが、採用の失敗は大きな損失です。売手市場だからこそ、読む価値がある一冊です。