人事担当者向けオススメ本

第128回 そんな採用でよろしおすか?

近年、採用ブランディングに力を入れる企業が増えてきています。しかしそのほとんどが表面だけをお化粧した薄っぺらいものばかりでガッカリさせられます。「真のブランディングは内側から溢れ出る」。これはベストセラー「言葉にできるは武器になる」の著者梅田さんの言葉です。

また、企業ブランディングを手がけるトゥモローゲートの西崎社長は、「ブランディングとは約束」とおっしゃっています。表面だけを取り繕うことがブランディングではないことがよくわかります。今やSNSや口コミサイトで会社の中身は暴露される時代です。もうそこを疎かにして採用活動だけを頑張っても効果が出ない時代に突入しています。まずは中身から。既存社員のエンゲージメントを高めることからはじめてください。その社員の想いや空気感が必ず学生に伝わり、採用活動でも良い効果が生まれます。

当書はこんな時代に相応しい新卒採用の方法が書かれています。大卒採用未経験の京都の老舗珈琲店小川珈琲が、社内の大卒採用反対派も巻き込み、社員満足度を高めながら、新卒採用に取り組み、20年連続で内定辞退ゼロという快挙を達成するまでの軌跡を伝えてくれています。表面だけでない、本物のブランディングを目指しましょう。