第1回 社長よりも偉いもの 新卒に見捨てられた会社の復活物語

会社設立以来、初の新卒採用。5名の採用に成功。しかし、4名が退職。「何故だ?」と問い詰める社長に、採用担当と現場部長は、責任の押し付け合い。当然社内の雰囲気は悪くなり、最悪の状態に。原因は、会社にビジョンが無い事とトップが採用に関わっていない事。

すぐさま、改善の為、幹部で合宿を行いビジョン作り。そのビジョンを基に、一体感を持ち活き活きと若い社員が働く組織に生まれ変わる。ただ、現在50名の会社だから目が届くが、100名、300名と社員が増えていくと、細部までは目が届かない。

社員が自主的に判断できるような主体性のある組織を作らないといけない。その際に、基準とすべきものがないため結果にバラツキが出てしまう。そこで、社員が迷った時に判断できる指標を作ろうとクレド作成プロジェクトを立ち上げる。

このクレドを社員全員が身に付け、更に団結力を増し、強い組織へと成長していく一連の物語です。ビジネス書でありながら、小説風に書かれており、気軽に読めます。組織変革・構築を検討中の企業様にはとても参考になる一冊です。