先日、とある上場企業の社長がブログで、「女性は肌の調子でモチベーションが左右される」と書かれていました。私自身、深く共感したので、読み進めるととても興味深い事が書かれていました。
この会社では福利厚生として、女子社員に美肌ドリンクやエステ券、温泉旅行などをプレゼントする制度をはじめたそうで、これが大好評のようです。この会社は男女比が半々で、営業の成績上位には女性が大半を占めるそうです。女性がモチベーション高く働く事で、会社の業績も右肩上がりで伸びているそうです。
世間では女性の社会進出が進んだとはいえ、まだまだ女性の管理職は全体の数パーセント。男性の管理職が多い中で、男性管理職が、女性の気持ちを汲んであげられるかがとても大切になると思います。管理職の男性が、昔ハードワーカーの猛烈社員だったら注意が必要です。根性主義のもと、男女共にハードなマネジメントを行ってしまえば、一時的に業績を上げても、女性はいずれ肌は荒れ、モチベーションが下がり、退職につながっていきます。
この社長自身も若い頃はかなりのハードワーカーで、睡眠時間も惜しんで猛烈に働いていました。食事もファーストフードかコンビニ弁当など健康に悪いものばかり食べていたそうです。しかし、現在の女性の特性をきちんとつかみ、女性の価値観を受け入れ、このような配慮ができるのはとても素晴らしい事だと思います。
「女性が働きやすい職場」「女性の管理職育成」などに力を入れている企業が増えてきていますが、ます先に、女性に対する働き方の価値観を知り、意識を変えないと上手くいかないように感じています。