企業様の中には、地元志向の学生を良しとしない方もいらっしゃいますが、地元志向の学生といっても、はりまっちの登録学生は、播磨に本社があれば転勤は厭わない学生が多いのも特徴です。
生まれ育った地元播磨の企業が世界で活躍することや、播磨本社のグローバル企業ということに誇りを持つ学生も数多くいます。このような地元志向の学生が増えるのは、個人的には東京一極集中の日本を打開するにもとても良いことだと考えます。
これからは、ファーストリテイリングのように、グローバリゼーションを戦略に掲げるものの、転勤なしの地域限定社員も大切にするといった、両立が求められると考えます。はりまっちを利用中の企業様も、地域限定社員は「はりまっちの新卒サイト」で採用し、グローバル要員を「はりまっちの新卒紹介」で採用するという二本立てで行っている企業様もいらっしゃいます。
グローバルと地元の両建てで優秀な人材を採用していくことが今後の採用活動の主流になっていくのではと思います。そんな地元志向の若者の志向が書かれているのが当書です。
地元で何でも完結しようとする若者たちですが、彼らが地元経済を支えている側面もあります。地元志向の若者は何を考え、どんなことに価値を見出し、どんな働き方を求めているのか。それらのヒントがもらえる一冊です。