12月2日(土)に、19卒向けのインターンシップ合説を開催しました。今回は集客に当たっての広告費は一円も使わずに、今まさに就活中である19卒の大学3年生16人に広報を手伝ってもらうことにしました。その結果、来場目標数を大きく上回ることができました。
学生がこの合説を友達に薦めるにあたって、このイベントの良さや、どう伝えればメリットを感じてもらえるかなどを学生自身が考えることによって、合説という場を、“自分ごと”として捉えてくれて、はりまっちの合説に対する想いやこだわりを、こちらが一生懸命語るよりも深く理解してくれたと思います。恐らくこの16人は、この合説に限らず今後も友達や後輩に、はりまっちを薦めてくれるでしょう。
企業様が開催するインターンや説明会も、情報を一方的に与えるだけではなく、たとえば、インターンの企画を考えるインターンや、自社説明会のプレゼンターになってもらうインターンなど、学生を巻き込み、社員になりきらせる体感型のコンテンツを用意するほうが、強い志望意欲の醸成に繋がると考えます。内定者フォローでも、内定式や入社式を自分たちで企画させたり、後輩たちの説明会の採用メンバーとして活動させたりするなど、学生が主体となってコンテンツの作り手側に回る企画のほうが、満足度も帰属意識も高まってきます。
いきなりそこまでやるのはハードルが高いと感じられる場合は、たとえば自社開催のセミナーの準備や片付けを一緒に手伝ってもらい、そのお礼として一緒に飲みに行って、奢ってあげるだけでも関係性は大きく変わると思います。
外国人観光客のお金の使い方が「爆買い」から「体験型」に変わり、CDが売れない一方で、ライブのチケット売上は右肩上がりに。この流れは採用現場にも起こっていると感じています。一方通行で与えるだけのコンテンツでは、強い志望意欲は生まれにくくなっており、体験型、参加型、共有型のコンテンツが求められています。