同じ求人内容でも、その打ち出し方によって効果は大きく変わります。広告の理論書は数多ありますが、本で理論は学んでも、いざ実践しようとしても上手くできないことがほとんどです。
そんな中この本は、小難しい理論はほとんど使わずに、お笑い芸人のような語り口調で、身近な事例を交えながら、効果的な求人の打ち出し方を伝授してくれます。
すべてが参考になりますが、特に大切なポイントを抜粋してご紹介します。
【求職者目線で書いてみる】
「ワークライフバランスの取れた職場です」(企業目線)
「寝顔を見るだけの子育ては卒業しました」(求職者目線)
「家族と毎日夕食をとっているので、妻の機嫌がいい」(求職者目線)
【ギャップ萌えを狙う】
「各分野のプロフェッショナルが集結し、ロケットを打ち上げる」
「社員5人の町工場が、火星にロケットを打ち上げる」
いかがですか?前者と後者では、感じ方が変わってきませんか?
求人広告ライターは「応募ゼロ」という恐怖と常に戦っています。その環境下で10,000件以上の広告を作成してこられた著者の成功体験、ノウハウがぎっしり詰まったお得過ぎる一冊です。