オンライン説明会の機会が増え、チャットで気軽に質疑応答ができるようになり、採用担当者さんは怒涛の質問ラッシュに瞬時に回答しなければならなくなりました。
しかし慣れていないとスグに回答が思い浮かばなかったり、質問の回答になっていなかったり、1つの回答が長くなり、全ての質問に答えられなかったりするケースが目立ちます。
自社のことなのに意外と急には答えられなかったりしますよね。逆に知りすぎていて、「あれもこれも伝えたい」となり、質問とは完全にずれた回答を長々とすることもよくあります。
そんなお悩みがある方は、この本がおススメ。
博報堂のスピーチライターが、言葉を思い出す脳を鍛えるトレーニング方法や、それを文章で論理的に繋ぐ方法、相手に刺さる言葉の使い方などを伝授してくれます。
瞬時に質問に回答するスキルのみならず、プレゼンでの言葉選びや伝え方の参考にもなります。
また内定者や新入社員研修の教本としても活用できそうです。「ヤバい」や「エモい」で会話が成立する環境で育ってきた若者が社会に出て最初に直面する壁は「言葉にできない」ことでしょう。
自身のためにも、研修教材としても使える一冊です。