1月18日（水）10:00からフジテレビで放送されるドラマ「スタンドUPスタート」の原作漫画です。
主人公は、「資産は人なり」「資産を手放す投資家はいない」を理念とする人間投資家。投資会社を立ち上げ、社会に馴染めない前科持ちの若者や、銀行を左遷され腐っていた中年男性等に「スタートアップ（起業）しよう」と声を掛け、彼らの持つ可能性を見いだし、起業をサポートしています。
「人的資本経営」の開示が義務化されるタイミングで、各社事務的なことや、他社の成功事例をセミナー等で勉強していると思います。減点評価ではなく、加点評価。相対評価ではなく、絶対評価。数値で測れる成果だけの評価ではなく、パーパスやビジョンに沿った行動を評価……等、どれも大切です。
ただ、この本は、これらの流行りの人事制度や取り組みではなく、その人の得意や価値観、奥底に眠っている「やる気スイッチ」を見出しそれが発揮できる環境を用意すれば、どんなに腐っている人や社会からはみ出そうとしている人でも水を得た魚のようにイキイキと輝き、それが社会貢献にもつながるといった、人を活かすための本質が描かれています。
ドラマ化を機に、人的資本経営が加速すると思います。ぜひ漫画もドラマもお楽しみください。