長いタイトルですが、内定者や新入社員など、今の若手社員の必読書としてお勧めします。
学生時代は気の合う友達とだけ接していれば良かったものが、社会人になった瞬間、そうでなくなる現実。仕事ですから、気の合わない人、価値観の合わない人、生理的に嫌いな人とでも協働しないといけません。
若手社員も、それくらいは理解しつつも、社会に出ていきなり「やれ」と言われてもできません。「わかっちゃいるけど、じゃあ具体的にどうしたらいいの?」というのが本音でしょう。もちろん、上司もそんなことを教えてもらった訳ではなく感覚で実践してきたので、上手く説明できません。その代役となるのがこの本です。
「昔出会ったアイツに重ねて、他人に嫌悪感を増し、嫌なヤツ度を高めている 」「期待をかけずぎて悪いギャップを見ると幻滅してしまう」「相手には過度な期待をしすぎない、求めすぎないが重要 」「役割を与えると当事者意識が生まれ、積極的に関わるようになる 」など、人間関係を上手く構築し、幅広い人と付き合えるようになるポイントが満載の一冊です。