ベストセラー「LIFE SHIFT」の続編で、人生100年時代を具体的にどう生き抜くかを仮想人物を登場させて解説してくれています。
先日お邪魔させていただいたある大学のゼミでは、当書を課題図書として、輪読して感想や気付きをシェアし合っていました。
このゼミ生以外でも、当書の影響を受けている学生とよく出会います。彼らは「社会人ならもちろん読んでるでしょ?」という感じで当書の内容について話してきます。
優秀な学生と話を合わせるためにも読んでおきたい一冊です。
また、読んでいる、読んでいないに関わらず、今の学生の多くは人生100年時代に会社に求める価値観も変化しています。
終身雇用は崩壊し会社は社員を守ってくれないのに副業禁止という矛盾に気付き、最終学歴ばかりにこだわり社会人になってから一切勉強せずに最終学習歴を更新しない社会人を軽蔑し、テレワークを実施していない会社は将来性が無いと判断します。
企業選びの判断材料に「副業ができるか」「自己啓発支援はあるか」「テレワークか」という項目が追加されています。
人生100年時代、企業も抜本的な改革が求められます。変化を恐れる企業は学生から見放される時代がきています。