第137回 夏のインターンは、複数のタッチポイントを前提に設計する

今年から多くの播磨の企業様が夏にインターンシップを開催されました。現代の就職活動は、3年生の3月ではなく、3年生の6月からスタートします。 6月~7月にかけてインターン先を探し、夏休みはインターンに参加し、秋以降はインターンに参加した企業とコンタクトを取り、就活解禁までにインターン先から内定をもらい就活を終了する、と...

第136回 入社したい人じゃなく、入社してほしい人を採用する。

「嘘でも第一志望と言った方がいい」 ある人事担当者が学生に伝えていました。 「第二志望と言う学生を採用するわけないやん、常識や」と続きます。この会社は、自社が欲しい人材ではなく、自社に入りたい人材に内定を出すそうです。知名度の低い中小企業の場合、この考えでは採用は難しいと私たちは考えます。モテない人が、「自分を好き...

第135回 カメラオフの相手と対話を重ね、説明会をアップデートする。

「私みたいなコミュ障にとっては、オンライン授業ってやりやすいわー」と弊社の広報担当者が言っていました。昨年から多くの大学で大人数の授業はオンラインに移行され、私たちが呼ばれる授業もほとんどがオンラインでの開催となりました。 大学のオンライン授業の多くは、Zoomのウェビナーや録画配信がメインです。Zoomのウェビナー...

第134回 夏のインターンシップで、採用の下剋上を起こす。

採用成功=「企業の魅力」×「広報力」これは、企業の魅力が多少劣っていても、広報力を上げることで、大企業を尻目に、中小企業の採用が成功する、という古典的な採用成功法則です。 また、インターンシップ集客の法則というのもあります。それは「企業の魅力」×「広報力」×「コンテンツの魅力」です。インターンシップの集客では、企業の...

第133回 媚びなくていい。憧れられよう。

「もっと厳しくフィードバックしてほしかった」。はりまっちが主催しているイベントで、学生が企業の前でグループディスカッションや面接を行い、企業からフィードバックをしてもらうものがありますが、そのイベントのアンケートで一番多い学生のコメントがこれです。学生のイベント参加の動機も「企業からのフィードバックが欲しい」がダントツ...

第132回 話が具体的で分かりにくい?

「話が抽象的で分かりにくい、もっと具体的に話せ」誰もが一度は耳にしたことがあるこの言葉。このように、「抽象は悪」で「具体こそ正義」のように言われます。果たして本当にそうでしょうか。 たとえば、「今年はどんな一年でした?」の質問に対する答えで考えてみましょう。Aさんは、「今年は結婚をして、引っ越しもして、転職もして、転...

第131回 プレゼン資料作成のコツは、いきなりパワポを開かないこと。

採用活動の広報が解禁されて1週間が経ちました。解禁日から毎日のように合説や個別の説明会でプレゼンをしている方も多いと思います。そこで今回はプレゼン資料作成のコツについてお話します。現在は、オンラインでの説明会が主流となり、資料の良し悪しで、企業の印象が大きく左右されるようになりました。なぜなら、対面であればスピーカーと...

第130回 採用活動のオンライン化、待ったなし。

「長崎大学」「広島大学」「香川大学」「三重大学」「慶應義塾大学」「拓殖大学」…。先日開催したオンラインインターン中に、パソコンの画面に映っていた大学名です。 これまでの対面開催では見ることのなかった大学名がズラリと並びます。遠く離れている学生に対しても、同じオフィスで参加していた「はりまっち」スタッフと同じ距離感でコ...

第129回 入社理由は必要。志望理由は不要。

「リクルートに入りたいヤツではなく、リクルートとして採りたいヤツを採れ」。これはリクルートの創業者江副氏が唱えたリクルートの採用8箇条の第2条です。採用活動とは、自社に入りたい人材の中から選ぶのではなく、自社に来て欲しい人材を口説くことです。つまり志望動機なんて聞く必要が無いわけです。就活開始前から貴社が第一志望という...