ある会社がYouTubeの5分未満の動画を約4,000万本調査したところ、最初の10秒以内で視聴者の20%、30秒で33%、60秒で44%が離脱するという結果がでました。
これらから、TikToker等のショート動画クリエイターは、最初の1秒が勝負だと捉え、2秒単位でカットを変える等、秒単位で動画を設計しています。
この作り手の飽きさせない工夫と、短時間でも情報が豊富に手に入るタイパの良さが、今の若者を夢中にさせています。
採用活動にショート動画を取り入れて成功している企業も増えています。
直接的にショート動画で採用に結びつかなくても、ショート動画制作の考え方は、オファーメールや合説のプレゼン、インターンシップの設計等にも活かせます。
たとえばオファーメールであれば、いかに短い文章で惹きつけるか、どんな一行目なら続きを読んでくれるか、この後関係性を築くためのクロージングの言葉は?合説のプレゼンでは、最初の一言は?興味を惹きつける構成は?テンポは?動きは?等、ショート動画の制作経験により、今の若者の心理に敏感になり、若者を意識した採用活動が設計できます。
ショート動画の魅力と威力を知ると、合説の30分の説明を若者はどう感じるか?学生の気持ちがわかるかもしれません。