喋りの天才島田紳助さんは、話が上手い人は、電話での道案内が上手いと言っていました。
話芸のスペシャリスト千原ジュニアさんは儲かっている会社の社長は全員「たとえ話」が上手いと言っていました。電話での道案内にしても「たとえ話」にしても相手の頭に映像を浮ばせています。
これをイケてるビジネスパーソン界隈では、「解像度が高い」と言うそうです。対義語は「ふわっとしている」です。学生や求職者に自社の魅力を伝えるときは、もちろん解像度が高いほうがより伝わります。
当書は解像度を上げるための方法を具体的に分かりやすく解説してくれています。当書では、「解像度が高い」とは、「話が明確かつ簡潔」「例が具体的」「多くの事例を知っている」「様々な可能性を考慮している」と定義しています。
この解像度を上げるために「深さ」「広さ」「構造」「時間」の4つの視点を鍛えていく必要があり、それぞれの鍛え方を教えてくれます。これらを鍛えることができれば学生や求職者に入社後の自分を鮮明にイメージしてもらえるプレゼンができるようになります。
咄嗟の逆質問にも曖昧さを排除した明確な回答ができるようになります。ぜひ当書を読んで解像度を上げていきましょう。