年度始めの4月上旬。社内はどこかソワソワしています。社内全体がなんだか落ち着かない、みんなが浮き足立っている感じ。久しぶりのこの感覚。
この正体は、2名の新卒が入ることによる、先輩たちのワクワク感でした。実に3年ぶり。新卒が入らなかった過去2年の4月1日は日常。でも今年は3年ぶりに特別な日になりました。
#今年は4月3日
はりまっちは、企業様の新卒採用をお手伝いしているのに自分たちは2年間休んでいました。まさに医者の不養生。でも久しぶりだからこそ、新卒採用の意義や組織にもたらすポジティブな影響を改めて体感できました。まず、3月下旬から4月の社内の空気感が好きです。
#それってあなたの感想ですよね?
表現は難しいのですが「活気がある」とか「イキイキしてる」とかを超越したポジティブな空気感が生まれます。そして先輩社員が後輩のメンターや教育担当を担うことで、先輩の成長速度が加速します。アクティブラーニングの理論でも、「他人に教える」の学習効果が一番高いと言われています。
#ロザンの宇治原さんは勉強した内容を先生役になってエアー授業をやってたらしい
そして何より、こんな素敵な二人は新卒で採用しとかないと中途では採用できない可能性が高いという点です。転職全盛期の時代でも、意外と優秀で社内で活躍している人は簡単に転職はしません。するとしても、在職中に別の企業から声がかかりそのままジョインするケースが多く、中途採用市場に出てこないことがほとんどです。
もっといえばたまたま自社が中途採用している時に、求める人材もたまたま転職活動をしているなんて奇跡です。恐らくこの二人も別の会社に新卒で入っていたら、きっとその会社で活躍して評価もされて、転職市場には現れていないでしょう。でも新卒なら素敵で優秀な人材も全員新卒市場にいるわけです。
他にも組織ピラミッドの正常化や理念浸透がしやすい、新卒採用活動自体が社内の良さや足りないところを再確認できる等、新卒採用はメリットだらけです。