学校の先生の教え方の巧拙(上手or下手)で、教科の好き嫌いが決まってしまうように、同じ情報でも伝える技術によって、受け手の理解度や感情は大きく変わります。
採用活動のメインは伝えることです。自社の魅力、あなたを採用したい理由、あなたがうちに入った後のキャリアビジョン、競合他社じゃなく、うちに入るほうが幸せになれる理由……。採用担当者の伝える技術によって、採用の成果も大きく変わってきます。
当書は採用活動において最も大切なこの「伝える技術」を分かりやすく教えてくれます。特に「自分事」と思ってもらうための言葉の作り方は、個別最適を求める令和の学生と対峙する際に強い武器になります。
他にも「比較の法則」は、競合他社との違い、競争優位性、ポジショニングの話をする際に有効で、「フリオチの法則」は、自社の魅力が2倍伝わり、「ネーミングの法則」は、インターンや説明会のタイトル決めのヒントになり、「数字の法則」はプレゼンの信憑性が増します。
採用の成果を左右する伝え方のヒントが満載の一冊です。