「困っている人がいても助けない」「部署内での会話がない」「『おはよう』等の挨拶もなく、皆淡々と仕事を始める」など、今、多くの職場がギスギスしている理由を明らかにし、解決の鍵を示してくれる一冊。社内の人間関係を改善する具体的な方法を、グーグルやサイバーエージェントなどの事例を交えて、写真付きで解説しています。
特にサイバーエージェントは、今の若い人たちの“当たり前”を代弁して組織化している好例です。「人が定着してこそ、組織が成長する」という考え方のもと、有能な社員が長期にわたって働き続けられる環境創りの為に、ユニークな人事制度をいくつも取り入れています。※詳細は本書で
現在の若者のストレス耐性の低さも問題がありますが、制度を創る側としては、それを否定するのではなく、現実問題として受け入れ、若者がストレス少なく働ける環境整備は大切な仕事であり、企業成長の為には不可欠だと感じる一冊です。