第22回 話せぬ若手と聞けない上司

若手は「上司はいつもブスッとした顔つきでパソコンと睨めっこし、“話かけるな“オーラ満載で空気がとても悪い」と言い、上司は「最近の若手は受身で、こっちが話しかけてやらないと全く会話が無い」と言います。こうした上司と部下のすれ違いは、多くの会社で起こっているのではないでしょうか。 お互い「相手が話かけてきたら、こちらも話...

第21回 采配

今回は、スポーツ人の落合元監督が書かれた本をご紹介します。ダイヤモンド社が編集されているため、ビジネス書風に仕上がっており、とくに人材育成に関しては、他の人事本よりも参考になることが多く大変勉強になる一冊でした。 基本的に落合元監督は、選手を信頼し任せきります。英智選手がフライを落球し、それが原因で試合に負けてしまっ...

第20回 ハロワ!

28歳の嘱託新米社員がハローワークの相談員として働き、そこで繰り広げられるさまざまなドラマが描かれた小説。 丁寧に求職者の身上話を聞くあまり、常連客に囲まれる日々が続く主人公の沢田。上司からは、「リピーターを作るな。リピーターがいるということは、就職が決まっていない証拠だ」と怒られます。美容師やキャバ嬢なら指名リピー...

第19回 中小企業ミシュラン ~ずっと働きたい「従業員300人以下」の会社選び~

この本は、学生にとってわかりにくい中小企業の実態や魅力をわかりやすく解説し、実際に著者が選ぶお勧め中小企業の紹介もされており、学生の目を中小企業に向けるきっかけとなる一冊です。ちなみに、はりまっちのお客様では、「ショーワグローブ㈱」様が紹介されています。 実際私たちが学生に中小企業を勧める際にも使えそうな言葉も多数あ...

第18回 軋む社会–教育・仕事・若者の現在

「同じ大学卒でも20年前とはレベルが違う」「本来なら学校で教えておくべきことを会社が教えないといけない」こんな声をお客様からよく耳にします。 私たちが普段接しているのは、大学生活も後半にさしかかった学生であり、それ以前の教育には関わることができず、お客様のお悩みに対して何もできない自分に歯がゆい気持ちでした。そこで、...