第47回 ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか

貴社にビジョンはありますか。ビジョンが社員に浸透していますか。ビジョンがありそれが社員に浸透していると、マネジメントに力を入れなくても社員は迷いなく主体的に働き、組織が前進します。 またビジョンは、社員だけでなくこれから社員になる人たち、つまり採用活動においても重要です。採用基準に能力だけでなく、自社のビジョンに共感...

第46回 奥様はCEO

今回は、ビジネスエンタテイメント小説のご紹介です。著者は作家ではなく企業経営者。しかもベンチャー企業を立ち上げ、上場まで果たしたやり手経営者です。だからこそ、とてもリアルな内容で、実体験を登場人物の名前を変えているだけではないかと思うくらいの内容です。 主人公は新卒でベンチャー企業に入社し、総務に配属された男性社員。...

第45回 就活のコノヤロー

著者は、自称大学ジャーナリストの石渡氏。前作「就活のバカヤロー」の続編です。 前作と同様、大学や学生、企業、就活ビジネスを小馬鹿にした上から目線の語り口で、読んでいてあまり気持ちの良いものではありません。しかし、しっかり取材はしているようで、現在の学生の傾向、大学の取り組み、採用担当者の本音などが理解できます。 「...

第44回 起業家のように企業で働く

著者は、マッキンゼーやアップルなどを経て、現在は大学での講演やベンチャー支援などを行い、様々な起業家や企業内で活躍するビジネスパーソンを見ている小杉氏。 「起業家のように企業で働く」社員が多い会社は成長し続けています。「起業家のように企業で働く」とは、会社に依存せず、経営者の視点を持ち主体性を持って働くことを言います...

第43回 ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

著者は、元ライブドアの社長「ホリエモン」。1年9ヶ月の収監中に自分と向き合った結果出た様々な考えを綴っています。収監中に一番思ったのは「働きたい」ということだったそうです。 収監中は常に孤独と戦っていたホリエモンは、自分を「天才ではない寂しがり屋」と分析し、だからこそ、会社を作って自分の足りないものを他の社員に補って...

第42回 「ゆっくり動く」と人生が変わる

仕事で高いパフォーマンスを発揮するためには、ゆっくり動くことが大切だと著者は主張します。著者は人気TV番組「世界一受けたい授業」などで先生役を務める自律神経研究の第一人者、順天堂大学の小林弘幸さんです。 スピードが求められる現代において、逆説的なことを言っているようにも聞こえますが、現在は経営結果も日々の仕事もスピ...

第41回 知名度ゼロでも「この会社で働きたい」と思われる社長の採用ルール48

採用は、自社では手が届かなさそうな優秀な学生を狙う「分不相応採用」こそ意味がある。今の会社の器に合う学生ばかり採用していては、会社の器はそのままです。少し無理してでも、上のレベルの学生を採用することが、採用活動の本質であると著者は主張します。そして、その分不相応採用を成功させるために、知名度の低い企業は具体的に学生に対...

第40回 置かれた場所で咲きなさい

内定者研修や新入社員研修にオススメの一冊。「現在の職場に不満があればスグに辞めてしまう」、「隣の芝生が青く見えてしまう」、「環境を変えれば上手くいくと思っている」。そんな若手社員にぜひ読ませてください。 希望に胸を膨らませて入社してくる新入社員。しかし、希望や理想通り進まないのが社会人。「こんなはずじゃなかった」と思...

第39回 ヘタレ採用 ドヘタ経営―採用の常識は営業の非常識

自社に入りたい人を吟味して選ぶ「選考活動」から、求職者に自社への関心を高めてもらい、自社を選び取ってもらう「営業活動」へとシフト。“採用再生”に真剣に取り組むための、採用の真髄を伝える一冊です。 既に本格的に採用活動をされている企業様には釈迦に説法ですが、採用活動に対するマインドから、採用マーケティング、無名の中小企...

第38回 「やめさせない!」採用 かまってほしい若者たち

本を開いてスグのところに「20人入社して3年後に8人辞めたら、その会社の損失は1億2000万円になります」と書かれています。 前回ご紹介した「起業家」にも、採用した社員が長く働くことが優位性と書かれていましたが、採用はゴールではなくスタートで、いかに辞めさせず活躍してもらうかを、採用から入社後の教育まで細かく具体的に...