第117回 小さな勝ち組企業が選んだブランド戦略
自社のストーリーを伝えるうえで、これ以上参考になる本は無いと思える超良書です。著者は、人材コンサルティング事業で急成長を遂げたワイキューブの元社長安田佳生氏。これまでワイキューブが手掛けた8社の小さな無名企業のブランディングの事例が紹介されています。そのうち1社の事例をご紹介します。 国内の宅配ピザ市場は、ピザーラ、...
自社のストーリーを伝えるうえで、これ以上参考になる本は無いと思える超良書です。著者は、人材コンサルティング事業で急成長を遂げたワイキューブの元社長安田佳生氏。これまでワイキューブが手掛けた8社の小さな無名企業のブランディングの事例が紹介されています。そのうち1社の事例をご紹介します。 国内の宅配ピザ市場は、ピザーラ、...
「採用力は、以下の公式に当てはまります。企業力×労働条件×採用活動力です。この中で企業力と労働条件はスグに変えられないですよね。採用活動力なら、今スグに変えることができるんです。 採用活動力を高めて優秀な人材を採用することができれば、企業力が高まり、労働条件もよくなってきます。だから、まずは採用活動力を高めましょう」...
就活ナビの原稿は就活ナビ運営会社が作り、合説の装飾ツールは印刷会社が作り、ホームページはWeb制作会社が作り、パンフレットや動画は広告会社が作り、会社説明会のスライドは人事担当者が作り、SNSは新入社員が発信する。これではコンセプトもテイストも伝えたいメッセージもバラバラで、求職者の心をつかむことは難しいでしょう。ブラ...
御社の働き方改革、早く帰ることだけが目的になっていませんか?それだけが目的になると、決まった仕事以外やろうとしなくなり、アイデアを必要以上に拡散したり揉んだりしなくなり、ゼロから生み出す仕事やクリエイティブが求められる仕事より、テンプレートがある仕事を優先し、将来のことより目先の利益を追いかけるPL脳が蔓延し、重要だが...
ロイヤルホスト、ワタミ、幸楽苑など、営業時間や日数を短縮しながら、業績を向上させている企業が増えています。姫路駅前にあるショッピングセンター「ピオレ姫路」も営業時間を1時間短縮し、増収を実現しました。 プライベートの時間が増えたことによって従業員が活き活きと働くようになった結果なのか、そもそも労働集約型ビジネスの常識...
知名度で勝負できない会社が、採用競争に勝つためには、5W1Hでいう“Why”と“Where”を明確にし、ターゲットに訴えなければなりません。何のために会社が存在し、どこに向かっていて、将来どうありたいのか。規模や待遇で勝てないなら、この共感マッチングで勝負するしかありません。 組織力の強化も同じ理屈です。KPIやMB...
給与の一律アップは、デキる社員のモチベーションを下げる。360度評価は、上が委縮して組織が機能不全に陥る。相対評価だと、頑張っている社員を評価できないこともある。など、良かれと思って取り入れた人事評価制度が逆効果になっている例を取り上げ、正しい評価制度とは何かを教示してくれる一冊です。 著者は人事評価クラウドを提供す...
良いチームとは何か? 組織論は多くの学者が独自の説を唱える百花聡明の学術分野です。それらを、組織のライフサイクルや環境の不確実性の大小、人材連携の大小になどに合わせて、今の組織にとっての最適解を見つけるために必要な理論を教えてくれる超良書です。組織論の学術的背景をベースに、AKB48やサッカー日本代表など身近な事例を交...
ブスでも幸せになるための戦略が書かれています。著者はブスを「見た目を武器にできない人」と定義し、そのうえで、どうすれば幸せになれるかを詳しく教えてくれています。 「社名を武器にできない会社」をブスと定義するならば、どうすればブスが美人(有名企業)を出し抜いて採用成功に導くか、著者の行動を採用活動に置き換えて読んでみる...
採用成功に絶対はありませんが、絶対に成功すると言い切っているタイトルに惹かれ購入しました。本書の内容だけで、絶対に成功すると言い切るのは誇大だと感じましたが、確率を高めることはできそうです。 ここでいう科学的手法は、コンピテンシー面接のことを指します。コンピテンシーとは成果に繋がる行動特性のことです。面接現場には、様...