第157回 解像度を上げる

喋りの天才島田紳助さんは、話が上手い人は、電話での道案内が上手いと言っていました。 話芸のスペシャリスト千原ジュニアさんは儲かっている会社の社長は全員「たとえ話」が上手いと言っていました。電話での道案内にしても「たとえ話」にしても相手の頭に映像を浮ばせています。 これをイケてるビジネスパーソン界隈では、「解像度が高...

第157回 新卒が入る4月1日。入らない4月1日。

年度始めの4月上旬。社内はどこかソワソワしています。社内全体がなんだか落ち着かない、みんなが浮き足立っている感じ。久しぶりのこの感覚。 この正体は、2名の新卒が入ることによる、先輩たちのワクワク感でした。実に3年ぶり。新卒が入らなかった過去2年の4月1日は日常。でも今年は3年ぶりに特別な日になりました。 #今年は4...

第156回 超一流の会話力

採用活動は、「1対n」でプレゼンするプロセスと「1対1」で対話を重ねて、相互理解を深め、口説いていくプロセスがあります。 近年は昔のように、すべての学生が一斉に同じ時期に同じ行動を取ることはなくなりました。よって、「1対100」の機会はどんどん減り、「1対1×100」で戦っていくしかありません。 中途採用も、転職顕...

第156回 採用活動は、鏡の法則で。

採用活動は“鏡”みたいだなと、つくづく思います。 「誰でもいいから人が欲しい」だと、「他に内定もらえなかったから仕方なく」という人が応募し、「すぐに辞めるから多めに採用しておく」だと、「嫌なことがあれば辞めよう」という人が応募します。どの会社でも言えそうな情報しか出さなければ、どこの会社でも使える志望動機しか聞けませ...

第155回 ショート動画戦国時代

ある会社がYouTubeの5分未満の動画を約4,000万本調査したところ、最初の10秒以内で視聴者の20%、30秒で33%、60秒で44%が離脱するという結果がでました。 これらから、TikToker等のショート動画クリエイターは、最初の1秒が勝負だと捉え、2秒単位でカットを変える等、秒単位で動画を設計しています。 ...

第155回 ショート動画全盛期に、合説の30分デフォルトは長い!?

全国でも練習が厳しいと言われる東洋大姫路高校野球部出身の大学生が、はりまっちの合説に来てくれました。合説終わりに「お疲れさん!」と声をかけると、「いや、まじ疲れました」と疲労困憊の表情で返してきました。 「東洋(大姫路)の練習のほうがしんどいやろ?」「いや、全然こっちのほうがしんどいっす」「1回30分って長ないっすか...

第154回 テレワークも副業も、理念共有、ビジョン達成が前提。

「テレワークは社員はサボるから認めない」「副業は本業に支障が出るから認めない」お考えはよく理解できます。弊社も両方認められていません。ですから、ココからは「誰が何を言うてんねん!」とツッコミを入れながら御覧ください。 企業側の考えとは裏腹に、大学生へのアンケート調査では、テレワークや副業の導入・実績を、会社選びの際に...

第154回 「いい会社」はどこにある?──自分だけの「最高の職場」が見つかる9つの視点

本屋で平積みになっていたこの本。タイトルを見て面白そうと思い手に取ると、一気に購入意欲を下げる分厚さ。850ページと私の人生で一番ページ数の多い本でした。 ちょっとした拒絶反応を示すものの一応ページをパラパラとめくってみると、最初に分かりやすい図解が示されていて全体感がつかみやすく、行間も広くて1ページ当たりの文字量...

第153回 STAND UP START

1月18日(水)10:00からフジテレビで放送されるドラマ「スタンドUPスタート」の原作漫画です。 主人公は、「資産は人なり」「資産を手放す投資家はいない」を理念とする人間投資家。投資会社を立ち上げ、社会に馴染めない前科持ちの若者や、銀行を左遷され腐っていた中年男性等に「スタートアップ(起業)しよう」と声を掛け、彼ら...

第153回 「いいね!」だけのフィードバックの限界。キャリア安全性がポイント。

ある日の夜中22時頃、誰もが知る大企業の巨大本社ビルの前を通りました。人気企業ランキングで常に上位にランクインしている、大学生にとって憧れの会社です。ビルを見上げるとほとんどのフロアの電気がついています。今の若者は残業の少ない会社を好むことはどんなデータを見ても明らかですが、この人気企業の夜は長そうです。 若者はこの...